大腸ポリープ病理検査とは
大腸ポリープの病理検査は、切除したポリープにがん細胞がないか、良性か悪性かを調べる検査です。
さらに、悪性だった場合、がん細胞がポリープの粘膜内にとどまっているか、粘膜外にも広がっているか検査します。
【病理検査とは】
病理検査とは、疾患の診断や原因の究明を目的として、採取された臓器や組織を対象に行う検査のことです。
病理検査は、主にがんの発見、診断を目的として行われます。
そのために組織や細胞を顕微鏡で観察して調べます。
以下、大腸・COM(http://daichou.com)より引用
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ポリープの病理診断
内視鏡で切除されたポリープは顕微鏡で細胞診断(病理診断)がおこなわれます。
しばしば、混乱をまねくことなのですが、良性のポリープとガンは、はっきりとした境界線が引けるものではありません。
子供が成長して徐々に大人になるように、良性のポリープは徐々に悪性度を増してガンになります。
「中間病変」の場合は、判定する病理の先生によって良性か悪性かの判断が異なることもあります。
患者さんにしてみれば「自分はガンなのか否か、はっきりしてほしい」わけですから、混乱を生じることになります。
このようなことから病理結果は「グループ」分けされて結果が示されます
グループ1:100%完全な良性
グループ2:まあ良性
グループ3:要注意の良性
グループ4:100%ガンとはいえないがかなりガンに近い
グループ5:100%完全なガン
大腸ポリープ病理検査とは>大腸ポリープ切除手術までの事前準備
大腸ポリープ切除手術をして腫瘍が良性か悪性(癌)か病理検査してもらいました(体験談)