大腸ファイバー(大腸内視鏡検査)の感想
大腸ファイバー(大腸内視鏡検査)の感想を述べさせていただきます。
大腸ファイバーを受けるきっかけは、血便らしきタール便がでたことです。
胃カメラでも原因は分からなかったし、あげく腹骨盤CT造影と血液検査で、直腸がんの疑いを言われたりして、残すは大腸の中を見るしかないということで、大腸ファイバーを受けることになりました。
私自身、普段からよくお酒を飲み、20代の時から胃腸の具合は良くなく、いわゆる潰瘍持ちだったし、ここ数年、健康診断を逃げていましたから、50代にして、いよいよ来たかという感じでした。
実は10年前、40代前半の頃、若いときから悩んでいた痔瘻の根治術を、東葛辻仲病院で行った際、大腸内視鏡検査は受けていました。
そのときは過形成ポリープがありましたが、問題なしということで、そのままにしておきましたし、今回の血便騒動ですから、大腸ファイバーをしなければとすんなり受け入れることが出来ました。
ただ心配だったのは、5年前に私の父(当時83歳)が、父のかかりつけの某病院で大腸ファイバーを受けた翌日、急におなかが痛くなって入院、夕方駆けつけたところ、父のお腹に人工肛門が装着されていました。
原因は、腸内に穴が開いていた、危険な状態だから、緊急手術したというものです。
「空いていたって、空いたの?」「どうして空いたの?」「大腸ファイバーが原因じゃないのか?」「そもそも緊急手術に誰が同意したの?」担当医に聞いても、あいまいな返事しかもらえず、父はそのまま人工肛門生活を送っています。
そんなことがあったので、多少の心配はありましたが、辻仲さんならとても安心感がありますから、近くの辻仲病院柏の葉で検査をすることにしたのです。
それで久しぶりに、大腸ファイバーを受けた感想です。
ハッキリ言って怖かったです。
検査そのものの失敗ではなく、検査結果です。
腸内がどうなっているのか、腫瘍はあるのか、ガンなのか、とても心配でした。
検査結果は、結局ガンではありませんでしたから良かったです。
それと辻仲さん、予約が多くて、待ち時間が長いのは仕方が無いですが、早朝からの腸管洗浄は辛いです。
私は通院でしたから、自宅で、4時起きで2リットルの薬剤を飲み、腸内洗浄はやはりきつかったです。
せめて前泊入院でしたかったなというのが印象です。
それと私のように外来患者が検査衣に着替える更衣室のロッカー小さすぎます。
コートも背広もかけられません。
大腸ファイバーからすれば、枝葉の問題が感想かといわれるかも知れませんが、少しでも患者のストレスをなくすことは大切かと。
検査自体は全く問題なく、入院生活も快適でした。
血便が出た!50代サラリーマンの大腸ファイバー(大腸内視鏡検査)体験談