生理痛と病気
希望を捨てないで
生理痛がひどいために、筆者も治療を続けています。
その中で思ったことは「希望を捨ててはいけない」ということです。
私が治療を受け始めたのは、大学生だったときです。
まわりに気軽に相談できる内容でもないので、病院を受診することを迷ったりもしました。
また、その当時は低用量ピルが認可されていませんでしたので、もっと強い効果・副作用のある中用量ピルを用いたり、偽閉経療法を行って、ダナゾールやGnRHアゴニストを用いたりしていました。
このことによる副作用の強さに、本当に困らされました。
それから数年後になって、低用量ピルを服用するようになると、少なくとも副作用の面ではずっと軽くなり、楽になりました。
また、先生との信頼関係もできました。
だから、今はつらくて、こんなことが閉経まで続くなら、もううんざりだ・・・、と思っている人も、どうか希望を捨てないで、と私は申し上げたいです。
また、「希望」にも二種類あって、「数年たって、新しい治療法が登場して、劇的に楽になるかもしれない」という希望をもつことが一つと、もう一つは「現在の自分を受け入れて、自分のできる範囲で、精一杯生きる」という方法が一つあります。
婦人科の疾病のなかには、不妊症につながるとか、手術を受けなければいけない、といったものもあります。
そういう場合にも、病気を自分の個性「受け入れる」ということで、随分楽になる場合があります。
どうか、現在苦しいという人も、希望を捨てないでください。
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