生理痛の基礎知識




生理痛とメンタルの関係(2)



生理痛が女性のメンタル面に与える影響というのは、大きいです。

生理痛だけではなく、痛みというのは、人間の精神面に与える影響が大きく、例えば、むちうち症の痛みがひどくてうつ状態になってしまう、という人もいるのだそうです。

このようなときに「他人と話す」「悩みを共有する」ということができれば、それだけで精神的に安定して、痛みやつらさが緩和できると感じる人もいます。

しかし、生理痛の場合には「人前でおおっぴらに相談することが、まだまだ難しい」というのも、事実です。

仕事を休んだりするのにも、女性には生理休暇をとることができる権利がありますが、「理由を正直に申し出づらい」というお話も、多数聞きます。

何よりも、仕事を中断させてしまうことを、申し訳ないと感じる人もいるようです。

また、もっと身近なところでいえば「恋人に生理痛のことを言えない」「結婚生活に支障があるのではと悩む」という人もいます。

恋人や婚約者というのは、これから長い人生をともに生きていこうとするのですから、その分、深い話し合いを行って、お互いをわかりあわなければならないでしょう。

生理痛があって毎月寝込んでしまうとか、婦人科疾患があるために生理痛がある、という場合には、早めに打ち明けておかないと「何か、別の意図があるのかな?」と勘ぐられてしまうこともあります。

二人の絆を築いていく上では、早めにそのことを話していく必要はありますね。


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