生理痛の基礎知識




生理痛とメンタルの関係(1)



生理痛を「痛くて嫌だ」と思っていると、よけいつらく感じられるという面があります。

逆に生理が近くなると「またあの痛みがくるのか・・・」と精神的に落ち込んでしまうという人もいます。

痛みの強さというのは、全く同じ痛みだったとしても、受け止める人によって、つらさの程度が違います。

そのことは、生理痛についてもいえます。

まず、生理に対して「痛みがあるから嫌だな」と思っているなら、その意識を変えてみましょう。

生理があるということは、妊娠・出産ができるとういことですし、健康的な体であるということでもあります。

そのため、生理を「嫌なもの」という意識を、できるだけ持たないようにして、「将来、好きな人との赤ちゃんを産むことができるのね。

生理はそのためにあるのね」と前向きに考えてみましょう。

実際に、生理がやってくると、痛みが原因で憂鬱な感じになる人がいます。

痛みというのは、人間の精神面に与える影響が大きいです。

生理痛だけではなく、例えば、むちうち症の痛みがひどくてうつ状態になってしまう、という人もいるのだそうです。

生理中は、市販の鎮痛剤、カイロを使用するとか、ツボ押し、体操などを行うなどして、生理痛を解消する努力をしてみると同時に、「あまりにも、生理痛のことばかり気にしすぎない」という気楽な姿勢も、とても大事になってきます。


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