子宮内膜症と不妊
現在10組に1組は該当するといわれるのが不妊症です。
ここで不妊症について少し説明しておきます。
不妊症とは避妊をしないで性交渉をしているのに2年以上妊娠しない場合のことをいいます。
これはあくまで目安です。
不妊症の原因は男性にある場合と女性にある場合があります。
男性にある場合は精子をつくる機能に問題がある場合と精子のとおり道に何らかの異常がある場合です。
性機能障害の場合も男性側に原因があるといえます。
女性に原因がある場合はホルモンバランスが過度のストレス、ダイエットなどによって悪くなった排卵障害、排管障害があります。
そのほかに黄体ホルモンの分泌が悪かったり、子宮筋腫、子宮内膜症などで受精卵が子宮に着床できない子宮の着床障害も大きな原因です。
子宮頸管の精子通過障害もあります。
そして不妊の原因といわれているのが子宮内膜症です。
といっても不妊から考えてその原因かどうかははっきりしていません。
ただ、子宮内膜症の場合には不妊を引き起こす重大な問題となっています。
不妊に悩む人がいろいろな検査をしてみると子宮内膜症の人が多く、不妊の原因となっていたのでは、と疑われる人が全体の2〜4割近くいるといわれています。
不妊の原因とまでいかなくても、妊娠しにくい状態になっていることは確かでしょう。
目次
子宮内膜症とは
子宮内膜症と不妊
子宮内膜症のできやすい場所
子宮内膜症の症状
子宮内膜症の診断〜その1
子宮内膜症の診断〜その2
子宮内膜症の治療〜対処療法
子宮内膜症の治療〜ホルモン療法
子宮内膜症の治療〜手術療法その1
子宮内膜症の治療〜手術療法その2
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