子宮内膜症の治療〜手術療法その2
子宮内膜症と診断され、最初の初期段階ではホルモン治療を行い経過を観察してきたものの十分な治療とならず、子宮内膜症の病変が広がってしまった場合などには手術療法が行われます。
手術療法にもいろいろあります。
全部摘出してしまう場合と病巣部分のみの切除という方法です。
妊娠・出産を希望しない場合には子宮や卵巣などを切除するという根本的なものも含めた手術療法がとられます。
「子宮内膜症の病巣部分のある卵巣と子宮を取り除く」という方法と「子宮と卵巣をすべて摘出する」方法です。
一部のみ摘出するのは腹腔鏡または開腹手術です。
病状が深刻な場合も一部または全摘出という方法がとられます。
ホルモン療法で効果がない人は外科的手術でよくなります。
ただし、卵巣や子宮が残っているので、再発する可能性も否定できません。
子宮と卵巣を全部摘出するのは妊娠・出産を望まない人が大原則です。
年齢的にも40才以上の人が適応しているとされています。
子宮内膜症の完治を目指している人、重い生理痛や過多月経で日常生活にも支障をきたすのでは、根本的な治療が必要といえるでしょう。
手術は開腹して行うことが多いのですが、腹腔鏡でもできる場合もあるようです。
目次
子宮内膜症とは
子宮内膜症と不妊
子宮内膜症のできやすい場所
子宮内膜症の症状
子宮内膜症の診断〜その1
子宮内膜症の診断〜その2
子宮内膜症の治療〜対処療法
子宮内膜症の治療〜ホルモン療法
子宮内膜症の治療〜手術療法その1
子宮内膜症の治療〜手術療法その2
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