子宮内膜症の治療〜手術療法その1
子宮内膜症と診断され、最初の初期段階ではホルモン治療を行い経過を観察してきたものの十分な治療とならず、子宮内膜症の病変が広がってしまった場合などには手術療法が行われます。
手術療法にもいろいろあります。
全部摘出してしまう場合と病巣部分のみの切除という方法です。
妊娠・出産を望む人は病巣のみを摘出する方法がとられます。
回復手術または腹腔鏡手術で行います。
最近では腹腔鏡手術が行われることが多くなってきました。
病巣が大きいとこの手術方法はとれません。
再発する可能性がないともいいきれません。
腹腔鏡手術は腹部に2センチほどの穴を開けます。
その穴から腹腔鏡を挿入します。
その他の別の場所に2〜5箇所ぐらい小さい穴をあけます。
ここから操作用の器具をいれて、画面をみながら手術していきます。
保存手術をする場合は腹腔鏡の利点を行かせるといえます。
子宮の後ろがわや前側などをすみずみまで探し出して子宮内膜症の病巣を除去することができます。
腹腔鏡を使った手術は60〜180分ぐらいが手術時間の目安だということです。
子宮内膜症の手術は卵巣を温存する場合も摘出する場合にも高度な技術を要する手術となります。
技術的にも信頼できる医師や病院を探して手術してもらうといいでしょう。
目次
子宮内膜症とは
子宮内膜症と不妊
子宮内膜症のできやすい場所
子宮内膜症の症状
子宮内膜症の診断〜その1
子宮内膜症の診断〜その2
子宮内膜症の治療〜対処療法
子宮内膜症の治療〜ホルモン療法
子宮内膜症の治療〜手術療法その1
子宮内膜症の治療〜手術療法その2
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