子宮内膜症の治療〜対処療法
子宮内膜症の治療は症状の今後の妊娠などのライフプランによって決定されます。
もちろん子宮内膜症が進行している場合には妊娠を希望していても子宮と卵巣を摘出し、根本的に治療を行うことになるでしょう。
症状があまり重くないようなら、手術療法ではなく薬物療法によって子宮内膜症を治療していくことになります。
子宮内膜症の症状が軽く、進行していない場合にはまず鎮痛剤で対処します。
これは生理痛を緩和するものです。
また同様の効果としてホルモンをコントロールし、生理痛を軽くする低容量ピルが使われることもあります。
この低容量ピルというのは妊娠をコントロールするときにも使われるもので、医師の処方箋が必要です。
ピルは乳がん、子宮がん、子宮筋腫、高血圧、肝臓疾患、血栓性の病歴があるひと、不正出血があるひと、35才以上で1日15本以上のたぱこを吸うひとなどはピルを服用することができない場合もあります。
ピルは経口避妊薬ともいわれるもので、黄体ホルモンに卵胞ホルモンを配合した薬です。
毎日1錠ずつ服用します。
これを21日間続けて、7日間服用を停止します。
このようにして月経をコントロールするのです。
毎日かかさずのみ続ける必要があります。
このほかに症状を緩和する目的で漢方薬が使われることもあります。
目次
子宮内膜症とは
子宮内膜症と不妊
子宮内膜症のできやすい場所
子宮内膜症の症状
子宮内膜症の診断〜その1
子宮内膜症の診断〜その2
子宮内膜症の治療〜対処療法
子宮内膜症の治療〜ホルモン療法
子宮内膜症の治療〜手術療法その1
子宮内膜症の治療〜手術療法その2
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